将棋のタイトルは8つあります
※最初に
今回は男性棋戦に関するお話です。
皆様は将棋のタイトルがいくつあるか、ご存じでしょうか。
少し前までは7つだったのですが、叡王戦ができたことにより、現在は「8つ」になりました。
昨年に藤井聡太八冠(当時)が誕生したこともあり、知っていた方も多かったかもしれませんね。
では「タイトルの序列」に関するとどうでしょうか。
8つすべては分からない方、多いかもしれません。
でも安心してください。
現実に僕もつい先日まで、
1位竜王、2位名人
以外は知りませんでした。
数日前に新聞で細かい序列が掲載されているのを見るまで、3位以降は不明でした。
そして今回は皆様に紹介することと同時に、僕も忘れないという意味を込めて、紹介します。
8つのタイトルの序列
それでは8つのタイトルの序列を紹介します、
新聞に載っていた順番は、
1位 竜王
2位 名人
3位 叡王
4位 王位
5位 王座
6位 棋王
7位 王将
8位 棋聖
でした。
個人的には7位の王将戦、8位の棋聖戦が意外でした。
羽生七冠が誕生した王将戦
王将戦というと、阪神淡路大震災が起こった年、そして翌年の王将戦が有名です。
この2戦はいずれも
谷川浩司王将vs羽生善治六冠(呼称は当時)
のカードで、いずれも谷川王将に挑戦しました。
結果的には前者の年は谷川王将が防衛。
翌年は羽生六冠が奪取し、七冠誕生となりました。
そういったドラマがあった七番勝負の王将戦が、現在では序列7位。
かなり意外でした。
羽生七冠が崩れた棋聖戦
棋聖戦は、かつては年2回行われていたタイトル戦でした。
僕が将棋を見始めた頃にはすでに年1回になっていましたが、歴史があるぶん、熱戦も多いです。
個人的に棋聖戦で1番印象深いのは
羽生善治棋聖vs三浦弘行五段(呼称は当時)
でした。
羽生棋聖、当時は七冠を保持していましたから。
そのため、この棋聖戦でも
「羽生棋聖防衛」
の声が強かったですが、結果的には三浦五段がタイトル奪取。
羽生七冠の一角を崩したということで、一躍時の人となりました。
そういったインパクトがある棋聖戦ですが、序列は8位。
囲碁の世界の棋聖戦は序列が1位なので、このギャップも気になっています。
まとめ
タイトルの序列は上記の通りです。
序列こそありますが、タイトル戦は棋士全員が憧れる場所で、熱戦も多い。
これからも熱戦を期待したいですね。
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