永遠の課題、スランプ対策法
将棋を指していると、なぜか勝てなくなるときがあります。
皆様も経験している、スランプというものです。
これはプロ棋士でも経験するもので、スランプになったときの対処法などを語っている記事などを見かけることもあります。
ただ、確実な対策というものはなく、人それぞれという結論に至ることが多いです。
今回は、僕が実際に聞いたり体験した、スランプの対策法を紹介します。
しかし、このテーマは永遠の課題なので、これが正解というわけではありません。
人によっては逆効果になってしまうかもしれません。
あくまでも1人の人間の体験談として理解して頂けたら幸いです。
とにかく指す、指すしかない
この言葉は、実際にあるプロ棋士から聞いた言葉です。
自分なりに解釈すると、
スランプ中は、実力が落ちている時期。
とにかくたくさん実戦を指して、実力も気持ちも取り戻すことが肝心。
それを繰り返すうちに、スランプから脱出している。
といった感じではないでしょうか。
実戦派でとにかく将棋を指すことが好きな方には、有効な対策かもしれませんね。
実戦は中断し、詰め将棋を解く
これは僕が学生時代、実際に行っていた方法です。
僕は勝敗にこだわるタイプなので、負けると結構へこみます。
スランプにハマったときは負けが込んで、成績を見るのが嫌になったこともありました。
そのときに僕が実行したのは、実戦はやめて詰め将棋を解くということ。
詰め将棋なら「負ける」ということがないので、安心して取り組めます。
同じように定跡の勉強などもいいかもしれません。
このサイクルをしばらく行い、そして実戦に戻ってみると、不調から戻っているということが多々ありました。
この方法は
負けるとへこみやすい方
向けだと思っています。
将棋からしばらく離れる
この方法は今の僕が実戦している方法です。
今は学生時代のような時間があまりなく、
余暇をいかに有効活用するか?
という点との兼ね合いになります。
その余暇に将棋を指すわけですが、それは将棋を楽しむため。
スランプに陥ってしまったら負けが込み、ストレスがたまります。
そのときに無理をして将棋を指すのは、正直しんどい。
これは人それぞれだと思うのですが、僕はつらくなります。
そのときは思い切って、将棋をやらないという手段もアリだと思います。
僕ならゲームや読書を行い、将棋はやらない。
回りに聞いてみたところ、趣味が1つしかない方は1人もいなかったので、読者の方にも別の趣味があると思います。
スランプの際は思い切って将棋から離れ、極力将棋に関わらないようにする。
面白い話なのですが、ある程度将棋を指した方はしばらく将棋から離れると、将棋を指したくなる時期がやってくるのです。
そしてそのときに、実戦に復帰する。
そのときに面白いほど勝てるかは人それぞれですが、少なくとも将棋を楽しく感じながら指すことができるようになります。
これだけでも
スランプ脱出
と言えるのではないでしょうか。
将棋は楽しむことが第一ですからね。
まとめ
今回紹介した方法は、
1 とにかくたくさん将棋を指す
2 実戦から離れ、詰め将棋を解く
3 将棋からしばらく離れる
といったところです。
今回は抽象的な部分が多く、根拠が弱くなってしまいましたが、僕が実際に聞いたり試したりしたことを紹介しています。
以前はスランプ時は「2」の方法を選んでいましたが、最近は「3」の方法を実行しています。
時間が限られているため、余暇は楽しく過ごしたいですからね。
スランプ脱出にはこういった方法もある
そういったことを参考にして頂けたら嬉しいです。
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